こんにちは、おちゃうまです。
エネルギー企業(東証一部)で働く社会人6年目の31歳です。
単純に会社員として流されるまま働き続けるだけでなく
自分の価値を上げて社会を生き抜く人材をめざして、日々行動しています。
最近はサイドFIREに向けた金融リテラシーの向上にも努めています。
早速ですが、私は普段の会社生活で職場のいろんな人を見ている中で
「この人は仕事をしているのに、なぜ評価されないのだろう?」と考えることがあります。
みなさんの職場や周りの人でも、同じような人が居ませんか?
中には、高学歴で入社しているのにもかかわらず、同期との出世競争に遅れを取り
いつまで経っても昇格できない人も多くいます。
真面目に仕事しているのに...
私自身、チーフとして数名の部下がいますが
毎日、部下や他部署の社員が仕事に取り組んでいる様子を観察しています。
すると、『評価される人』と『評価されない人』を比較した時に
仕事に取り組む姿勢に大きな違いがあることがわかりました。
そこで、今回は仕事をしても上司から評価されない人の5つの理由と対策について
解説していきたいと思います。
●上司から評価されず悩んでいる人
●上司から評価される仕事のやり方を知りたい人
早速解説していきます!
理由① 指示された仕事だけやる
上司から「□□の仕事をやってくれ」と指示されるケースは多くあります。
部下は、指示された仕事を期限通りに不備なく上司に報告し
「次は何をすれば良いでしょうか?」と上司へ伝え、次の仕事に取り掛かります。
一見与えられた仕事をきちんと仕上げており、問題が無いように受け取れます。
指示通りに仕事しているのに何故!?
新入社員や研修中の社員の方の場合、評価されて然るべきかと思いますが
入社5年目,あるいは10年以上働いている人の場合、果たしてどうでしょうか?
新入社員と同じように指示された仕事だけ取り掛かる部下は
残念ながら、上司から高い評価を受けることはありません。
周りと同じような働き方をしていても、他者との差別化を図ることができません。
上司の立場からすると、自分の指示以上の成果物を出す部下の方が良いですし
自然と部下の評価も上がっていきます。
古き日本の教育では、待っていれば学校の先生が指示を出してくれました。
しかし、上司が部下に求めている能力は「指示待ち人間」ではありません。
自分で考動できる人材になりましょう!
理由② 生産性を意識できていない
例えば、「8時間で40個つくる人」と「10時間で40個つくる人」がいるとします。
両者とも同じ成果ですが、時間単価で考えた場合
「5個/時間」と「4個/時間」となり、生産性が1.2倍も違います。
上司は部下の労働時間だけでなく、生産性を重視しています。
所定労働時間中は、おしゃべりが多くダラダラと仕事をしており
残業時間になると、急に「やる気スイッチ」が入って仕事に取り組む人は
生産性を意識していない人の特徴の1つです。
一方で生産性を意識している方は、いかに限られた時間で成果を出すか考えています。
日本でも、最近では「働き方改革」により「ワークライフバランス」を
重視した働き方を、社員に求めるようになっています。
そのため、労働時間の削減を重視する会社も多くあるのも事実です。
定時やコアタイムを意識した働き方が重要です
生産性が低い人の特徴として「完璧主義者」の人が多いです。
何時間も掛けて、資料の細かい表現や過度な装飾をしていますが
その作業自体が本当に必要でしょうか?
過度に時間を費やすことは、生産性を低下させる原因になります。
私は常に80点をめざしています
理由③ 今やるべき仕事をしていない
やるべき仕事ではなく、優先順位が低い仕事ばかり取り掛かる人もいます。
無制限に時間があり、他にやるべき仕事も無ければ問題ありませんが
常に、他の仕事を並行して処理することが大半かと思います。
取り掛かりやすい仕事を優先的に選んでしまうのは、共感できます。
やりやすい仕事を優先で良いのでは?
しかし、会社として本当にやらなければならない仕事か考えてみましょう。
よく、経営者目線で仕事をするように指導された人もいるのではないでしょうか?
いかに大変な仕事だとしても、会社の利益を考えて行動できる人材は
必然と上司の評価も高くなることでしょう。
会社の利益を考えた仕事をしてみましょう
理由④ 会議の場では傍聴者に徹する
会議や打合せの時に、単なる傍聴者になっていないでしょうか?
私の会社でも5~10人程度の会議が多いですが、発言する人は2~3人程度です。
発言者の意見にうなずいたり、意見に同調するだけでも
場の空気を読んで、上手に対応しているように見えます。
しかし、主催者の立場で考えると、ある課題を解決するために
各自の意見を聞きたくて会議を開催しているのにもかかわらず
賛成・反対の意見も示さないことは、関心が無いと捉えられてしまいます。
先日、「自分の意見で生きていこう(ちきりんさん著)」(定価:1,650円)という書籍を読みましたが
『意見が言えないのは思考していないから』という内容が、胸に突き刺さりました。
会議中も給料が発生しているため、相応の働きが必要です
また、勉強が得意な人ほど知識が無いと発言を躊躇する傾向があります。
おそらく、ある正解を導くための計算や暗記の練習は得意ですが
正解が無い課題に対して、発言して良いのか躊躇してしまうのだと思います。
変な発言して周りから責められたくないな
しかし、参加者の誰も正解を持っている訳ではありませんし
誰も正解がわからないから、会議を開催し各自の意見を聞いているのです。
同期よりも早く昇進していく方は、たとえ間違っていたとしても
考えや根拠を持って、自分の意見を伝えることができます。
上司は会議や打ち合わせでの、そういった部下の立ち振る舞いを注視しています。
まずは、自分の考えを主張できるようになりましょう
自分の意見も言わず、他者の意見を批判しがちな人は
逆に上司の評価が下がる原因となるため、要注意です。
理由⑤ 上司との人間関係が悪い
私も過去に、いろんなタイプの上司と接してきましたが
上司と性格や考え方が合わないのは本当に辛いと思います。
上司との関係を良くしようと、いろいろ試行錯誤したこともありましたが
努力が実らず、精神的に辛い時期を過ごしたこともありました。
上司と合わず、退職する人を多く見てきました
頭では良好な関係を築きたいと分かってはいるものの
人間同士なので、難しいことは承知していますが
上司から気に入られることも、評価につながる要素となります。
単純に、自分が一方的に上司を苦手意識としているのであれば
改善の余地はあるかと思います。
おわりに
本日の記事のまとめです。
①指示された仕事だけやる
対策:自分で考えて仕事をして、他者との差別化を図る
②生産性を意識できていない
対策:短時間で成果を出す働き方を意識する
③今やるべき仕事をしていない
対策:会社の利益を考えて仕事に取り掛かる
④会議の場では傍聴者に徹する
対策:自分の考えを相手に伝える
⑤上司との人間関係が悪い
対策:上司に歩み寄り良好な人間関係を築く
すべてでは無くとも、一部でも当てはまるという方は
仕事に取り組む姿勢を見直してみてはいかがでしょうか?
上司に評価されて昇格することで、給料がアップするだけでなく
他の方が経験できないような、新しい仕事にチャレンジする機会にもつながります。
自分の価値を高め、社会を生き抜く人材をめざしましょう!