自己啓発

電験三種合格体験記~電気科でない私でもこの勉強方法で合格できた~

電験三種合格
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こんにちは、おちゃうまです!

エネルギー業界(東証一部)で働く社会人6年目の30歳です。

このまま社会に流されるまま、会社員として働き続けることに疑問を抱き

個人の価値を上げて社会を生き抜く人材をめざして、日々行動しています。

みなさんの中で電験三種(第三種電気主任技術者試験)に向けて

日々勉強に取り組んでいる方もいるのではないでしょうか?

私の勤める会社でも、取得を推奨する資格の1つになりますが

合格率(令和3年度)11.5 %と極めて低く難関資格と言われています。

(出典:一般財団法人 電気技術者試験センター

男性

結構合格率が低いんだね...

私は学生時代は理系で、大学入試のための受験勉強をしたものの

電気について専門的に勉強することはありませんでした

社会人に入り、いざ電験三種に向けた勉強を始めたものの

基礎知識が殆ど無い状態で勉強する事は非常に難しく

正直に言うと、資格取得までに4年掛かりました。

電験三種

ただし苦労はしたものの、地道に勉強すれば取得できるのだと身を持って感じました。

今回は私の合格体験記を基に、電気科出身でない方でも着実に実力を付けて

電験三種の取得を実現するための勉強方法を紹介したいと思います。

おちゃうま

早速解説していきます!

電気主任技術者について

資格

電気主任技術者になると何ができるの?

電気主任技術者になることで、発電所や変電所、あるいは工場やビルなどの受電設備や配線、

電気設備の保安監督等を行う事が可能となります。

取り扱う事ができる電圧範囲により、第一種~第三種と分類されています。

種類と電圧範囲
出典:一般財団法人 電気技術者試験センター

電気主任技術者試験はどういった内容?

第一種・第二種は、一次試験と二次試験がありますが、第三種試験は一次試験のみです。

一次試験は、理論、電力、機械、法規の4科目ありますが、

科目別合格制(有効期限の3年間)のため、3年間で4科目合格が必要となります。

具体的なイメージを持っていただくため、私の場合はこんな感じです。

合格プロセス

二次試験は、電力・管理と機械・制御の2科目あり、科目別合格制度はありませんが、

一次試験合格年度に不合格でも翌年度は一次試験が免除されます。

(出典: 一般財団法人 電気技術者試験センター

電験三種の勉強方法について

勉強する人

教材選びが合格を決める

他の資格勉強でも共通するかと思いますが

自分に合った教材に出逢えるかどうかが最重要になります。

電検は受験者数も多く、書店に行ってもたくさんの参考書が並んでいますが

私のような電気の基礎知識が無い人でも理解できるかがポイントです。

私も幾つか参考書を試しましたが、 そんな中でもオススメしたい参考書を紹介します。

みんなが欲しかった! シリーズ

1つ目は「みんなが欲しかった!シリーズ 」です。

こちらはフルカラーの参考書であり、要点も絞られている内容となっています。

問題集も難問を排除し、基本問題に特化したものとなっているため

抵抗感なく勉強を進めていけると思います。

いきなり科目勉強に入る前に基礎固めの勉強をしたい方は

まずは「はじめの一歩」に取り組むのが良いかと思います。

やさしく学ぶ シリーズ

2つ目は「やさしく学ぶ シリーズ」です。

こちらも基本知識をおさえる内容になっています。

1ページのボリュームも多くないため、さくさくと読める内容であり

重要なポイントは太字になっているため要点をおさえた学習が可能です。

1回の受験で無理して受かる必要はなし

理論・電力・機械・法規と4科目ありますが

具体的にどの順番で勉強すれば良いか悩みませんか?

1回の受験で4科目受けようとする方もいますが、大抵は失敗します。

電検の勉強が初心者の方にとって、少し勉強しただけで

合格できるほど現実は甘くありません。

おちゃうま

焦って1回で受かろうとせず、着実に力をつけましょう

私は、毎年1~2科目を絞って受験する事をオススメします。

先程もお伝えした通り、3年間で4科目受かれば良いため

毎年1~2科目合格することで、この目標は達成されます。

科目はどういった順番で勉強すれば良いの?

実は科目の勉強順番にもちょっとしたコツがあります。

私のオススメは、「理論」→「電力」「機械」の順番です。

「法規」はどのタイミングで受験しても構いません。

「電力」「機械」については、「理論」の知識が無いと解けない問題が多く

「理論」に受かる実力が無いと、そもそも受かる事はできません。

まず「理論」で電気の基礎知識を固めたうえで

「電力」「機械」の学習を進めていきましょう。

おちゃうま

私は「機械」が難しく、最も時間を費やしました

勉強期間、勉強時間はどの程度必要か?

私の場合は試験日の半年前を目途に勉強を開始しました。

実際に私がどういった勉強期間、勉強時間だったのかご紹介します。

勉強スケジュール

今回は「理論」を例に紹介しますが、まずは半年前に科目毎の参考書を取り組み

3か月前になったら過去問題集に取り組みます。

電験の場合、過去問と類似問題が出題される事も多いので

過去問対策をしっかりと行う事が重要です。

勉強時間ですが、1時間程度/日は必要です。

私もそうでしたが、仕事が忙しく平日に時間が確保できない場合は

休日に時間を見つけて重点的に勉強時間を確保するようにしましょう。

おちゃうま

1年間ずっと勉強を続ける気力が無かったので、半年なら頑張れそうです

おわりに

今回の記事のまとめはこちらです。

電気科でない人でも合格できる勉強方法

1 電気の基礎知識が無い人でも理解できる参考書を使用する

2 3年で4科目合格をめざす(1年で4科目合格は難しい)

3 「理論」科目を優先して勉強する

4 受験日の半年前から勉強を開始する

5 1時間程度/日の勉強時間を確保する

知識の修得スピードは個人差があるものの、自分のペースで

無理なく継続的に勉強できる方法を見つけることが重要かと思います。

現在は『TOEIC®L&R』試験勉強を実施していますが

さらなるステップアップをめざして、電験二種の受験にも挑戦してみようと思います。

おちゃうま

資格取得に向けて頑張っていきましょう